【初心者向け】AWSを無料で勉強する方法4選!

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AWSを無料で勉強する方法4選

AWSを勉強したいけど、無料で勉強する方法ってあるの?

AWSをこれから学ぶことになった方は、こんな悩みを持っていませんか?

実は、私も業務でAWSを使うことになったときは勉強法で悩みました。

そこで、新卒未経験でAWSエンジニアになれた私が、AWS初心者の方におすすめの無料でできる勉強法を4つ紹介します!

上記の方法をひとつずつ解説していますが、「おすすめの勉強法の説明を先に知りたい!」という方は以下のボタンからスキップしてください。

また、以下の記事では未経験からAWSエンジニアになるための方法を詳しく解説しています。

また、以下の記事ではAWSを学べるスクールを紹介しています。

本格的にAWSを学んでAWSエンジニアになりたい方は必見です。

目次

【勉強法①】AWS公式サイト

AWSを学習する方法としてまず初めに思いつくのがAWS公式サイトです。

実は、AWSの公式サイトでは、AWSをこれから学ぶ方に向けた資料が無料で公開されています。

AWS公式サイトで無料で利用できる、初心者向けの資料は以下の通り。

これらの資料についてもう少し解説します。

AWS 初心者向け資料

AWS初心者向け資料

AWS 初心者向け資料は、初心者向けの解説動画が視聴できます。

『はじめてのアマゾン ウェブ サービス』という動画では、サービス概要やメリット、活用事例などについて解説されています。

『AWS で最低限知っておきたい 10 のことシリーズ』では、テーマ別に最初に知っておきたい情報をまとめた動画シリーズです。

ただし、このシリーズは企業向け感があって、個人でAWSを勉強するという方にとっては微妙かもしれません。

また、動画や資料を確認するためには、名前や住所を入力するフォームを送信する必要があるのも少し面倒ですね。

ちなみに、以下のような動画があります(個人で勉強する方にもおすすめなものには「おすすめ」と記載しています)。

『AWS で最低限知っておきたい 10 のことシリーズ』の内容一覧(2023年6月現在)
  • AWS ご利用開始時に最低限おさえておきたい10のこと(準備中)
  • AWS でのファイルサーバ構築に向けて検討するべき10のこと
  • AWS のネットワークで知っておくべき10のこと(おすすめ
  • AWS で Windows Server を始めるのに必要な 10 のこと
  • AWS でデータベースを始めるのに必要な 10 のこと(おすすめ
  • AWS Client VPN を使ってリモートアクセス環境を実現するのに必要な 10 のこと
  • AWS で分析を始めるのに必要な 10 のこと
  • AWS 設計のベストプラクティスで最低限知っておくべき 10 のこと
  • Amazon WorkSpaces を活用してテレワークを無駄なくセキュアに成功させるために必要な10のこと
  • AWSへデータ移行をする際に押さえておきたい10のこと

AWS サービス別資料(ブラックベルト)

AWSサービス別資料(ブラックベルト)

AWS サービス別資料(通称ブラックベルト)は、AWSのサービスごとの解説動画や資料を利用できます。

例えば「EC2」で検索すると、EC2に関する講座が多く用意されてることが分かります。

「Amazon EC2 入門」などの講座を見れば、EC2の基礎知識を身につけることが可能です。

AWSサービス別資料(ブラックベルト)のEC2講座の一覧

ブラックベルトは初心者向け資料と違って、フォームの入力などが不要なので利用しやすいですよ!

動画のスライドのPDFも見れるので、動画よりもテキストベースの方が好みという方にもおすすめです。

エンジュニア

ブラックベルトは、AWS学習中に出てきた知らないサービスについて都度調べる使い方がおすすめですよ!

AWS ハンズオン資料

AWSハンズオン資料

AWS ハンズオン資料では、操作手順の解説動画を見ながら、実際に自分でAWSを触ってみるハンズオンをテーマごとに用意されています。

以下のように、AWSアカウントの作成方法から説明されています。

AWSハンズオン資料の公式サイト画面

一方で、初心者向け資料のように、講座のたびにフォームを入力する必要があるので少し面倒です。

AWS公式サイトのメリット・デメリット

AWS公式サイトでは、無料で様々な初心者向け資料が利用できることがわかりました。

一方で、使いにくさなどのデメリットもあるので、メリット・デメリットをまとめておきますね。

AWS公式サイトのメリット

公式サイトで学習することのメリットは以下の通りです。

公式サイトのメリット
  • 一次情報である
  • 情報が最新である

上記のメリットは、公式サイトであるがゆえのメリットです。

一次情報とはオリジナルな情報ということであり、AWS本人が提供する情報ということです。

その他の書籍やWebサイトなどの情報は、AWSの情報をもとに作成された二次情報にしかなりえません。

また、書籍やWebサイトの情報は最新のものと異なる可能性がありますが、公式サイトでは最新の情報を得ることができます。

AWSでは日々新しいサービスや機能が生まれており、最新情報であることは非常に重要です。

AWS公式サイトのデメリット

AWS公式サイトのデメリットは以下の通り。

公式サイトのデメリット
  • 初心者には分かりづらい部分もある
  • フォームの入力が面倒
  • 英語しかない情報もある

初心者向けといっても、ネットワークやITに関するある程度の知識は持っている前提で話が進みます。

そのため、初心者には少し分かりづらい部分もあるでしょう。

また、勤務先や住所などの個人情報を入力するフォームをいちいち送信する必要があるので、手間がかかります

場合によっては、AWSから電話がかかってくることもあるので、気になる人は避けたいですよね。

【勉強法②】無料学習サイト

AWS公式サイトでは最新の情報が手に入りますが、いくつかのデメリットもありました。

そこで、初心者の方は、公式サイトよりも「わかりやすくまとめられて」「使い勝手がいい」無料の学習サイトをはじめに利用するのもおすすめです。

今回は、以下の3つの無料で利用できる学習サイトを紹介します。

無料といっても、すべてが無料ではなく一部有料のものもあります。

ただ、初心者向けの基本的な部分は無料で利用できるので、まずは無料で使えるところから使っていきましょう。

侍テラコヤ

侍テラコヤの公式サイト

は、サブスク型のオンライン学習サイトです。

50種類以上の教材を月額2,980円〜で利用し放題なのが特徴。

には無料プランがあり、無料で一部の教材を利用できます。

AWSに関する教材では、以下のようなサービスの動画講座が無料で視聴可能です。

侍テラコヤの無料教材で学習できるサービス一覧
  • AWSの概要、アカウントの作成
  • VPC
  • ELB
  • Route53
  • CloudFront
  • Client VPN
  • EC2
  • EBS
  • Beanstalk
  • IAM
  • Directory Service
  • AWS WAF
  • S3
  • EFS
  • FSx
  • RDS
  • DynamoDB
  • CloudWatch
  • CloudFormation

各サービスでハンズオンの動画もあるので、実際にAWSを触りながら理解を深めることができます。

ちなみに、教材の動画は、次に紹介するCloudTechと同じもの(CloudTechの動画を侍テラコヤ内で視聴できるような感じ)です。

ただし、無料で利用できる教材に違いがあるので、以下にまとめました(両方とも有料の教材は省いています)。

テーマ内容侍テラコヤCloudTech
AWSの基礎知識AWSの概要、ベストプラクティスなど無料無料
AWS利用の準備アカウントの作成、請求アラートの作成など無料有料
ネットワークとコンテンツ配信VPC、ELB、Route53、CloudFront、VPNなど無料無料
コンピューティングEC2、EBS、Beanstalkなど無料有料
セキュリティ、アイデンティティ、コンプライアンスIAM、Directory Service、無料有料
ストレージS3、EFS、FSxなど無料有料
データベースRDS、Aurora、DynamoDB、ElastiCacheなど無料有料
マネジメントとガバナンスCloudWatch、CloudFormationなど無料有料
コラムS3 Strage Lens、Cloud Shellなど有料無料

このように、のほうが無料で利用できる教材が多いため、を利用する方がいいですね。

さらにいえば、ではAWS以外のさまざまな教材も無料で利用できるのも大きなメリットです!

AWSとあわせて、WebアプリやPython、機械学習に関する学習ができますよ!

ちなみに、では質問掲示板などもありますが、無料プランだと他人のQAを閲覧できるのみで質問自体はできませんのでお気をつけください。

以下では、を実際に半年以上利用したレビューを書いているので、興味があればぜひご覧ください。

CloudTech

CloudTechのトップページ

CloudTechは、AWS学習に特化したオンライン学習プラットフォームです。

先ほども記載しましたが、のAWS教材はこのCloudTechの教材が利用されています。

そして、侍テラコヤの方が無料教材が多いため、基本的には侍テラコヤを利用するのがおすすめです。

CloudTechの利点としては、有料会員限定にはなりますが

  • 会員コミュニティ
  • インフラ関連の講座もある
  • 買い切りのプランがある

くらいですかね。

今回は無料という部分に着目しているため、詳しい説明は省略します。

Ping-t

Ping-t公式サイト

Ping-tは、これまでの2つのサイトとは違って、無料でAWSの資格試験のWeb問題集が利用できます。

対象の試験はAWS認定ソリューションアーキテクト・アソシエイト(SAA)で、529問の問題が無料です。

AWSを勉強する、というよりも理解度を確認するという使い道にはなりますが、無料なので利用する価値ありですよ。

エンジュニア

試験問題を通して、AWSの各サービスを正しく理解できているのかを確認するといいですね

無料学習サイトのメリット・デメリット

続いて、無料学習サイトでAWSを学習するメリット・デメリットを説明します。

無料学習サイトのメリット

無料学習サイトで学習することのメリットは以下の通りです。

無料学習サイトのメリット
  • 分かりやすくまとめられている
  • 必要な部分だけをピックアップしてくれている

AWS公式サイトでは、公式ならではのお硬い感じがありますが、無料学習サイトではくだけた表現でわかりやすく解説されています。

また、初心者に必要な部分だけをピックアップして解説してくれるので、細かいところまで追いかけて沼にハマってしまうことを防ぐことができます。

各サービスの細かい部分は、AWSを一通り学習した後に必要に応じて別途学習するのがいいですね。

無料学習サイトのデメリット

無料学習サイトで学習することのデメリットは以下の通りです。

無料学習サイトのデメリット
  • 全てのサービスが学べるわけではない
  • 情報が古い可能性がある

今回紹介したサービスの無料プランでは、全てのサービスについて勉強できるわけではありません。

また、動画作成時点での情報なので、さらに新しいサービスや機能が出ている可能性もあります。

実際に自分で操作していると、「少し違うぞ?」という部分が出てくる可能性もありますね。

【勉強法③】書籍(Kindle本)

独学で最初に思い浮かぶのが書籍かと思います。

書籍は比較的低コストで学習できますが、無料では難しいと思われるかもしれません。

しかし、実は書籍を無料で利用する方法が2つあります。

  • 無料のKindle本を利用する
  • Kindle Unlimitedの無料期間を利用する

それぞれ具体的に説明します。

無料のKindle本を利用する

実は、Kindle本のなかには無料の書籍もあります。

今回は、AWS学習におすすめの書籍を2冊紹介します。

資格対策用の本ですが、AWSのサービスが体系的に解説されているので、すべてのAWS初心者におすすめですよ。

「無料だから内容が微妙かも」と思われるかもしれませんが、イラスト豊富で非常に分かりやすくまとめられているので安心してください!

エンジュニア

スマホで手軽に読めるので、一度目を通してみるといいですよ

の30日無料期間を利用する

通常だと有料の書籍でも、の無料期間を利用することで無料で読むことができます。

は、サブスク型の電子書籍の読み放題サービスです。

200万冊以上の電子書籍が読み放題で、初めての利用する場合は30日間無料体験が可能です(2ヶ月目以降は月額980円)。

つまり、この30日間は無料でAWSの書籍を読むことができるというわけです。

ただし、すべての書籍がに対応しているわけではないことに注意してください。

2023年6月現在、で読める書籍を「aws」で検索したところ、147件ヒットしました。

例えばLambdaに特化した書籍や、ネットワーク構築に関する書籍などが利用可能です。

まずは、で読める書籍にどんなものがあるのか探してみるといいですよ。

書籍のメリット・デメリット

書籍でAWSを学習することのメリット・デメリットを説明します。

書籍のメリット

書籍で学習することのメリットは以下の通りです。

書籍のメリット
  • 体系的にまとめられている
  • Kindle Unlimitedであれば、AWS以外の本も読み放題

書籍はAWSのサービス別など体系的にまとめられているので、どこから手をつけたらいいのか分からない初心者にはありがたいですね。

また、であればAWS以外の書籍も読み放題です。

例えば、インフラやネットワークまわりの書籍もあわせて読むことで、AWSの理解度を上げることができます。

書籍のデメリット

書籍で学習することのデメリットは以下の通りです。

書籍のデメリット
  • 電子書籍が苦手な人には不向き
  • 古い情報の可能性がある
  • Kindle Unlimitedは無料期間が30日のみ

今回紹介しているのはKindle本(電子書籍)なので、「紙の本じゃないといや!」という方には不向きです。

また、では無料で読めるのは30日間だけなので、無料で読むには30日以内に読み終える必要があるので気をつけましょう。

無料体験が終了する前に解約するのをお忘れなく!

エンジュニア

30日を過ぎると読めなくなるだけで、書籍代が請求されるわけではないので安心してください!

【勉強法④】Udemy

Udemyの公式サイト

は、たくさんの動画講座を利用できるWebサービスです。

講座ごとに料金が設定されており、欲しい講座を購入して動画を視聴します。

基本的には有料なのですが、一部無料の講座もあります。

AWSの講座では、以下の2つの無料講座がおすすめです。

AWS:はじめてのAmazon Web Services

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AWS:はじめてのAmazon Web Servicesは、ハンズオンでAWSを学習できる講座です。

具体的には、以下のようなことが学べます。

  • AWSの概要
  • AWSアカウントの作成と初期設定
  • VPC、EC2、RDSを使用してWordPressサイトを構築

たったの2時間で終わるので、最初にこの動画を見てAWSをまずは触ってみてから本格的な学習に入るのもおすすめですよ!

AWS初学者が最初に学ぶべき基本サービス無料講座

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AWS初学者が最初に学ぶべき基本サービス無料講座は、侍テラコヤやCloudTechの教材で解説されている「くろかわこうへい」さんの動画です。

AWSで最初に学ぶべきサービスを解説されているので、「何から学べばいいの?」という悩みを解決できます。

Udemyのメリット・デメリット

Udemyのメリット

で学習することのメリットは以下の通りです。

Udemyのメリット
  • 分かりやすくまとめられている
  • 短時間でAWSの概要を学べる

の講座では、AWSの概要を動画で分かりやすくまとめられています。

また、今回紹介した無料講座はどちらも2時間程度で終わらせることができます。

そのため、本格的に学習を始める前にとりあえずどんな感じか知りたい!という方はを利用することがおすすめです。

Udemyのデメリット

で学習することのデメリットは以下の通りです。

Udemyのデメリット
  • 無料講座が少ない
  • 情報が古い可能性がある

の講座は基本的に有料のため、無料の講座は少ないです。

有料の講座は質がとてもいいですが、1万円前後と高額なので少しハードルが高いですね。

ただ、は頻繁にセールをしていて、90%程度割引になることも多いので、気になる方は有料講座をのぞいてみるのもいいですよ。

おすすめは「侍テラコヤ×書籍」

AWSを無料で勉強できる方法を4種類紹介しました。

それぞれメリット・デメリットがあるので、目的に応じて使い分けるのがいいでしょう。

おすすめは、『まずはの無料で学べるAWSサービスを勉強し、無料分が終了したら無料のKindle本で勉強する』というやり方です。

では、AWSの概要や基本サービスを無料で学習できます。

しかし、サーバレスサービスやコンテナサービスなどの応用サービスは有料です。

なので、有料のサービスは無料のKindle本やKindle Unlimitedで読める本で学習しましょう。

こうすることで、AWSのサービス全体を無料で効率的に学ぶことができます。

もちろん、の有料講座もおすすめなので有料プランに移行するのもありですよ!

ちなみに、「【侍テラコヤ】実際に利用してわかった今すぐ始めるべき5つの理由」では、侍テラコヤを実際に利用した感想や評判をまとめていますので気になる人は覗いてみてください。

まとめ:迷ったらまずは侍テラコヤの無料講座を見てみよう!

以上、AWSを無料で勉強する方法と、おすすめの勉強法を紹介しました。

では、無料でAWSの基本サービスを勉強できるので、まずは確認してみることをおすすめします。

の無料講座を見終わった後は、無料のKindle本を利用して他のサービスを学習しましょう。

また、本サイトでもAWSの各サービスについて分かりやすく説明している記事を公開しているので、ぜひご確認ください!

では、楽しくAWSを学んで、エンジニアライフを満喫しましょう!

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