こんにちは、ノマドです!
札幌→釧路→野付→大雪山→旭川→増毛→石狩→札幌!去年の5月に北海道をぐるっと1000km旅してきました。旅をしてみようと思う方の参考になればと思ったり、行ったことのある方といつか交流できればと思って書こうと思います。

皆さん野付って知ってますか?知らない方は1回Tiktokでみてみてください。私は釧路に行ったあたりで、ショート動画を見て決意しました。遠いけど行くぞー!って。

もし気になったら1回行ってみてもいい気もします。個人的には1回でいいような気もしますが、誰かを連れて行ってもいいくらいの場所でした。ただ、遠いですので覚悟してください⭐️

🔹1日目:札幌 → 釧路

札幌から千歳までは2車線ですが、それ以降は1車線で大体遅くなります。
時々抜かす追越車線出ますが、正直あまり変わらない。
さて、まずは札幌から車で出発!
道中は十勝を突っ走る感じで、ひたすら高速。夕張って聞いたことあるなぁ〜とか思いながら通り過ぎて、占冠のトマム星野リゾート?を通り過ぎました。占冠ってシムカップっていうみたいで、北海道に慣れてないと読めないです。高速から見えますが、スキー場とバブルの遺産の高層マンション。何もないところに突然、高層ビル!って感じです。

で、占冠超えると帯広に入っていきます。マジで砂嵐がすごかった…車が揺れる揺れる。しかも高速が1車線なので、すごく時間がかかる。道中ちょっとしたイライラもあったけど、まあ北海道の広大な大地を感じながら走るのも悪くない!帯広と言えば豚丼?とか思いながら、今回は通り過ぎました。帯広も別の機会に行ったので、また紹介しようと思います。
釧路に到着後、まずは釧路湿原を訪れてみました。釧路市湿原展望台ってのがありまして、トイレだけは無料で入れます。ただ、中を見るのはちょいお金かかります。一応見ましたが、景色見たい人は入らないでいいです。ここからはあまり見えません。

展望台の横の道から30分くらい歩くと釧路湿原を一望できるスポットに到着。熊がいついつ出ましたって看板が置いてありますので、まぁまぁビビります。クマスプレーを握りしめて、ドキドキしながら歩きました。 歩くの大変な道ではありますが、一見の価値はあるかも。
周囲は静かで、まるで別世界みたいな雰囲気。釧路は霧の町で年間で100日以上霧が出てるようですが、今回は晴れててよく見えました。

歩いて戻ったら、また30分くらいかかってたと思います。まぁまぁ疲れました。もうちょっとだけ湿原感じたいということで、車で走っていると、遠くに見えたのはなんと…タンチョウ!思いがけず、かなり近くまで寄れてラッキー。しっかり写真をパシャリ。

なんか、この辺でしかみれないみたいで、貴重らしいです。車が近づくと逃げちゃうのですが、ソローっと人間が近づくと何故か大丈夫です。


ツルは、一生同じ相手とペアを組むということで、夫婦円満って象徴にもなってるんだとか。北欧では死を運ぶ鳥って言われてるってことらしいんですが、まぁここは日本ですので気にしないでいいですかね?
ご飯について
夜はお楽しみのディナー!釧路のローカルグルメ、ザンギ(北海道の唐揚げ)をいただきました。外はカリカリ、中はジューシーで、最高にうまかった!
普通の唐揚げとの違いはわからなかったのは内緒です。釧路は15万人くらいの都市ですが、人口は急激に減ってます。なので、都市のビルとかも老朽化が進んでるのを感じます。ただ、10万人いるくらいの都市ですと、食事はどっか空いてます。1万人以下の都市になると、食事も予約なしには入れないことがありますので気をつけましょう。よくわからないときは車にちょっとしたお菓子とか非常食を買っておいてください。

泊まる場所は先に予約する
釧路で一泊しました。ホテルを取るのが面倒だったので当日ホテルを探しました。ただ、お勧めしないです。何故かというと地方では部屋が埋まってることがあり、本当に泊まる場所がなくなるからです。この時も5件くらいハシゴして、やっと1部屋見つけたって感じでした。意外に混んでますのでお気をつけを。ですので、これ以降の旅は基本泊まる場所を予約する形式にしました。
ガソリンに気をつける
ガソリンスタンドは北海道の端っこに無いことがあります。しかも平気で次の街まで300キロとか書いてます。例えばガソリン満タンで札幌から来たらな大丈夫だと思いますが、仮に半分くらいに減ってて野付に行くなら釧路で入れてください。

🔹2日目:釧路 → 野付半島 → 上川町 → 旭川

朝、釧路湿原は晴れてたけど、霧の街感はちょっとなし。でもね、思いがけず朝に「野付まで行こう!」ってことに決定。釧路から野付半島まで車で結構かかったけど、途中で見えるのは広大な畑!「でっかいー!」って感動しながら走ったよ。
途中で海に出ます。おーなんか見えるぞー!!ってなって、おそらくロシア。隣の国見えるのは、端っこに来た感じがする。写真じゃ伝わらない、パノラマの山と海って感じだよー。

そして、野付半島のネイチャーセンターに到着。

野付半島はこんな謎の形になってる。日本最大の形なんだとか。

桟橋もあって、風が強かったけど、その静けさが逆に気持ちよかった。自然の音だけが広がっていて、ちょっと不思議な空間にいるみたいだった。ここ歩くのに端っこまで行くと1時間半くらいかかった気がする。
どうやら野鳥の宝庫でもあるみたいで、野鳥見るぽい人がいっぱいいた。

道を走ってると、なんと鹿が十匹くらいの群れを発見!かなり幻想的な光景。



昼ごはんはスーパーの海鮮
野付のネイチャーセンターでも食べれるんだけど、ここで食べなかった。そして食べる場所なかった。途中のコンビニの横のスーパーで海鮮弁当を買いました。
その後、大雪山方面へ向かってGo! 結構長い間走りまして、タウシュベツ川橋梁まで4時間くらい?

タウシュベツ川橋梁を見に行ったけど、近くまで行くにはガイドツアーの予約が必須。もちろんしてないから、近くまでは行けなかったけど、なんとなく遠くから「うーん、まあまあ」って感じ。やっぱりガイドツアーは申し込むべきだと反省。

そして、その後のハプニング!車を走らせてると、道路沿いに「クマ注意」って書いてあったから、ついつい探してたら…なんと、クマを発見!ビビりながら動画を撮ってたけど、クマが近づいてきたから即引き返すことに。めちゃくちゃビビりながら車で逃げるっていう、リアルサバイバルゲーム状態。ほんと怖かった〜。
その後、上川町を通過。大雪山や層雲峡が近いけど、今回は立ち寄らず。さらっと通り過ぎた感じ。
そして旭川に到着!夕方の街並みをぶらっと歩いてから、旭川ラーメンは食べず、ジンギスカンをチョイス。ネタで食べてみたけど、かなり疲れてたから食べ終わった後はすぐにホテルへ直行。

🔹3日目:旭川 → 増毛 → 石狩 → 札幌

朝、旭川を出発して、次に向かったのは増毛!ルートは留萌経由で、道中の風景はやっぱり北海道らしい広大な風景が続いていて、車の窓から見える景色にうっとり。どこまで続くの?って思うくらいの広さと空が広がって、運転してても全然飽きなかったな〜。
増毛に到着して、まずは「旧増毛駅」へ。ここは本当にレトロな雰囲気で、昭和の時代がそのまま残ってる感じがとても良かった。まるでタイムスリップした気分。駅舎も趣があって、ついつい写真をいっぱい撮っちゃった。
増毛港町市場 遠藤水産で海鮮を購入しちゃった。

その後、「国稀酒造」に行って、地元の特産品である日本酒をちょっと試飲。酔っ払わないように注意しながら、香りや味をじっくり楽しんだよ。海の近くにある酒造だから、景色も良くて、ちょっとした旅行気分。
増毛の海岸線をドライブしたけど、風が強くて波が荒い。でもその荒々しさが逆に気持ちよくて、海と一体になってる感じがしたな〜。ずっと車の中からでも、海の香りが漂ってきて、なんか贅沢な気分に浸れる。
「厚田の道の駅」も訪れたけど、もうちょっと休憩しようと思って、ちょっとしたお土産を見つつ、ふーっと一息。新鮮な野菜とか、地元の美味しいものが並んでて、見ているだけでも楽しい。

そして、札幌へ向けて最後の帰路に。旅の終わりが近づいてきて、ちょっと寂しさが込み上げてきたけど、帰り道も北海道の大自然が広がってて、途中で何度も「また来たいな〜」って思ってしまった。
帰ってきてからは、また日常が始まるけど、この1000kmの旅は本当に楽しかったな。たくさんの景色、出会い、そして美味しいものを堪能できて、また次の冒険が待ち遠しい!さあ、次はどこに行こうかな〜って、すでに次の旅を考えている自分がいるのでした。

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